プレゼンテーション作成を便利で楽しく-Haiku Deck

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仕事や授業でプレゼンテーションをする機会は多い。しかし、聞き手にわかりやすいようなプレゼンテーション資料を作成するのは時間も手間もかかって難しい。そんなプレゼンテーションの作成作業のマイナスイメージを払拭してくれるような資料作成ツールを開発したのが、Haiku Deck社だ。

クオリティの高いプレゼン資料を簡単に作成できるツール

Haiku Deck社の開発したプレゼンテーション資料作成ツールには、デザイン性に優れたテーマやフォント、図表が用意されており、キーワードを入力するだけで関連するクリエイティブ・コモンズ適用の画像を探し出し、スライド内ですぐに使用できるという便利な機能も備わっている。また、余分な機能は出来るだけ削ぎ落とし、1スライドにつき使用できる文字数を制限するなど、シンプルでわかりやすい資料を作成するための工夫も施されている。

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同ツールによる資料作成画面(iPadアプリ版)。テーマや画像が大きく表示され、シンプルでわかりやすい。
(出典:Haiku Deck公式ページ

そんなデザイン性と、簡潔さを兼ね備えた質の高いプレゼンテーション資料を更に一層簡単に作成することを可能にする同ツールの新機能が2015年に発表された。それがAIの技術を用いた「Haiku Deck Zuru」だ。
Haiku Deck Zuruは、PowerPointやKeynoteで予め作成したプレゼンテーション資料のアウトラインをアップロードするだけで、あとはその内容を分析して適切なデザインの選択、画像の挿入、レイアウトの決定などを全て自動で行ってくれるというものだ。
2016年8月現在、ベータ版として公開されているHaiku Deck Zuruの機能は、有料版webサービスのみで使用可能となっている。同社の無料版webサービスやiPad・iPhoneの無料アプリへ今後この画期的な機能が搭載されるかは未定である。

教育現場でも活躍!「簡潔で、綺麗で、楽しい」プレゼンテーション

Haiku Deck社はプレゼン資料作成ツールの教育現場での活用も積極的に促進している。同社webサービスには学校教員向けの特別価格のプランも設けられており、2016年8月には新機能「Haiku Deck Classroom」がリリースされ、クラス単位での資料の共有が可能となった。

こうして進歩していくHaiku Deck社のツールだが、その元となるアイデアが生まれたのは、同社の創業メンバーが実際にプレゼン資料を作る際に苦労した経験である。その経験から、手間がかかる割にはなかなか思うように作成できないプレゼン資料を「簡潔で、綺麗で、楽しい」ものに変えることを目指してきたのだ。

そんなHaiku Deck社の目標が、これからどのように実現していくのか。Haiku Deck Zuruの実用化や、IT化の進む教育現場での活躍、またそれ以上に沢山のアイデアを実現してくれそうでとても楽しみだ。

会社概要

会社名 Haiku Deck, Inc.
CEO Adam Tratt
設立年 2012年
拠点 アメリカ合衆国
社員数 1-10人規模
事業内容 プレゼンテーション資料作成ツールの開発・運用
会社URL http://www.haikudeck.com
沿革 2012年 創業
2014年 iPhone用のプレゼン資料作成アプリをリリース
2015年 有料版webサービスの開始、Haiku Deck Zuruのベータ版公開
2016年 Haiku Deck Classroomのサービス開始

メンバー紹介

Adam Tratt

Adam Tratt
CEO・創業者
タフツ大学にて国際関係学を学び、卒業後はMicrosoft社にてOffice製品のプロダクトマネージャーを務める。退社後はiCat社、iShip社といった企業でEコマースサービスの開発や経営に携わる。その後はボードゲームメーカーのCrarium社で米国その他12ヵ国以上での市場開拓に携わる。

Kevin Leneway

Kevin Leneway
CTO・創業者
ミシガン大学にてコンピューター工学を専攻。卒業後はボランティア講師などの経験を経てMicrosoft社に入社。ここでPowerPointを使った資料作成に苦戦した経験が、Haiku Deck社創業のきっかけとなる。Accenture社のコンサルタントとしての経験も持つ。

Catherine Carr

Catherine Carr
マーケティング部長
ウィリアム・アンド・メアリー大学で美術史を学ぶ。後にCrarium社に入社、Haiku Deck社創業者のTratt氏と出会う。

Dan Gerrity

Dan Gerrity
技術部長
スタンフォード大学にて電気工学の修士号及びMBAを取得。その後ソフトウェア系スタートアップ企業を渡り歩き、Coinstar社の創業に携わりCTOに就任。続けて航空技術会社のNaverus社を起業した。

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SAKIGAKE編集部

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海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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