フランス発!かわいらしい表情で家族をアシストするロボット「BUDDY」-Blue Frog Robotics

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以前、SAKIGAKEでも紹介されたJIBO(詳しくは『家庭の中でさまざまに活躍するアシスタントロボット-JIBO』に続き、可愛らしい家庭用コンパニオンロボット「BUDDY(バディ)」が新たに注目を集めています!


BUDDY「Bonjour!」
(出典:Blue Frog Roboticsプレスキット

一度見たら忘れないつぶらな瞳、チャーミングな表情――。この親しみやすいロボットを開発したのは、フランスのパリに拠点を置くBlue Frog Robotics社というスタートアップ企業で、クラウドファンディングの最大手、Indiegogo社で資金提供を受け、BUDDYの商業化を進めています。

高さ56cm、重さ5㎏の3輪移動型ロボットで、顔の部分はBlueTooth・Wifi搭載の8インチタブレットとなっています。「家族と親密なコミュニケーションが取れるように」と開発されたBUDDYは、言葉を聞いたり話したり、状況に応じて首を動かしながら喜怒哀楽を表現したりすることができます。また、3Dカメラで対象物の動きを細かく認識できる他、人間・動物・植物・モノの特徴を見分けることにも成功しました。

そんな可愛くも高性能なBUDDYが自宅でどのような活躍を見せてくれるのか、具体的な例をいくつかご紹介していきましょう。

家族の一員として日々の暮らしを徹底サポート!


(出典:Blue Frog Robotics公式YouTube)

・スマートホーム
BluetoothやWifiを使って、スマート家電に無線でコネクト。BUDDYに「電気をつけて」「部屋の温度を調節して」などと語りかければ、笑顔で家電を操作してくれます。また、電力消費量をモニタリングすることが可能なので、自宅の節電に役立つ存在にもなるでしょう。

・ハンズフリー通話とメールの読み上げ
BUDDYが近くにいれば、電話することができます。Bluetoothでスマートフォンに接続後、「○○に電話をかけて」「電話に出る」とBUDDYに話しかけるだけで、ハンズフリーでの通話が可能。また、メールの着信があれば声に出してメッセージを読んでくれるので、作業中で手が離せない状態でも大丈夫!


BUDDYが着信をお知らせ!
(出典:Blue Frog Robotics公式YouTube

・アラートとリマインド
目覚ましやスケジュールのリマインドをBUDDYにお願いしてみましょう。アラームを設定すると、指定された時間に家族を起こしに来てくれ、一日の予定をお知らせしてくれます。顔認証機能の搭載で、特定の人物のみにアクションを起こすことができるようになり、他の家族を起こしたり、別の人物にスケジュールを教えてしまったりということはありません。


部屋まで起こしに来てくれます!
(出典:Blue Frog Robotics公式YouTube

・ホームセキュリティ
自宅のセキュリティもBUDDYにおまかせ! 家の安全を守るため、家族が外出中の時は自宅内を見回り、危険が潜んでいないかパトロールを行います。もし不審人物・火災・浸水といった異常事態を感知すれば、すぐに家族のスマートフォンに通知。事態を最小限に抑えることができます。さらに、BUDDYの目(カメラ)を通じて、外出先から家の中の状況をリアルタイムに確認することだってできちゃいます。ガスの消し忘れ、ペットの様子などをチェックする時に便利ですね!


パトロール時のBUDDY目線。どんな異常も見逃しません!
(出典:Blue Frog Robotics公式YouTube

その他、テレビ電話、特定の人への伝言、音楽再生、写真撮影、天気予報、勉強の手助け、かくれんぼ等ここでは書ききれない機能が満載です!

日本語対応も視野

さて、私たち日本人が気になるのは「日本語でもコミュニケーションが取れるのか」ということ。Blue Frog Robotics社公式Twitterを見てみると、それに関するツイートが残されています。


一部モザイクをかけています
(出典:Blue Frog Robotics公式Twitter

「日本語でBUDDYとしゃべりたい」というリクエストに対し、同社は「承知しました!しかし、2016年の第4四半期までにはできません」と回答しています。

この一連のツイートを見てわかる通り、日本語対応も視野に入れているようです。いつになるかは未定ですが、日本語を話すBUDDYに期待しましょう!

最後に

「感情豊かなコンパニオンロボット」という点でJIBOと共通していますが、大きく異なるのはJIBOが「据置型」に対し、BUDDYは障害物を避けながら自律移動ができるところ。それにより、Blue Frog Robotics社は「ロボット自身で自宅中を巡回できる」という新たな価値を生みだしたのではないでしょうか。

2017年5月現在、BUDDYはまだ一般販売されていませんが、近い将来、家族にとって可愛らしくも頼りになる「相棒(=BUDDY)」となるのは間違いないでしょう!

会社概要

会社名 Blue Frog Robotics
CEO Rodolphe Hasselvander
設立年 2014年
拠点 フランス 13 rue du Mail 75002 PARIS
社員数 11~50人規模
事業内容 家庭用コンパニオンロボット「BUDDY」の開発・販売
主な商品 BUDDY
会社URL http://www.bluefrogrobotics.com
沿革 2014年5月 CRIIF社から独立し、創業
2015年9月 クラウドファンディングIndiegogo社にて、659,700米ドルの資金調達に成功(目標額617%)
(参考:Indiegogo公式ページ
2016年2月 1,000台限定でBUDDYのプリオーダーを開始し、完売
(参考:Robotics Trends ”1,000 Buddy Companion Robots Available for Pre-order”

メンバー紹介

Rodolphe Hasselvander
共同創業者・CEO
少年時代ロボットに魅了され、STAR WARSでお馴染みの「R2-D2」のような家庭用ロボットを作ることを決意。Blue Frog Robotics設立前、フランスの民間ロボット工学研究所CRIIF社に10年間在籍。エグゼクティブ・ディレクターとして活躍した。

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SAKIGAKE編集部

SAKIGAKE編集部

海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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