新たな可能性に挑戦する!「ドローン」スタートアップ3選

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日本では実用化が遅れていますが、世界では既にドローンの実用化が活発になっています。
果たして現在どのような分野でどの様に利用されているのでしょうか?
今回は注目のドローンを利用したスタートアップたちを、異なる3つの分野から紹介します。

ラスト1マイルの空輸革命!ドローンで救急医療物資届ける-Matternet

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最初にご紹介するのは、自律型無人航空機を活用した空輸ネットワーク構築を軸に医療活動の物質を空輸するMatternet社です。
特にアジアやアフリカの新興国・地域での医療活動向け物資輸送を行っています。

利用の一例として国土の多くを山岳地帯が占めるブータンでは、住民が病気に罹ったときの病院での受診がきわめて困難です。Matternet社は世界保健機関との共同事業として、ブータンの中央病院から遠隔地の保健所へドローンで医薬品を運ぶ実証実験を行っています。

また他の取り組みとしてドイツ自動車大手ダイムラー社のバン部門であるメルセデス・ベンツ・バンズ社との協業により、Matternet社のドローンが離着陸できるパッドを2つ装備した「Vision Van」が開発されました。

ドローンとVanの融合、「空」と「陸」を統合する物流ソリューションに注目が集まります。

ますますひろがるドローンの活躍!農業アプリで土壌管理を最適化-MAVRX Inc.

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次は農業分野において活躍するドローン。
MAVRX社のMAXIMIZERは、ドローンによる空からの高解像度撮影により農地の地形から土壌の状態、リスクマネジメントまで農業を強力にサポートするアプリです。

ドローンからの撮影により集めれられた画像をもとに収穫時期、収穫量、害虫、水害などのリスク予想を地図上に示すと同時に、土壌中の水分量、作物の育成に重要な窒素量、葉緑素の状態を量ることができ、“何の作業を”、“いつ”実施すべきか、より具体的なコンサルティングが可能。

同社が実用化したドローン技術は最新テクノロジーとの融合を推し進め、農業に飛躍的な活性化をもたらすと期待されます。

空の革命!新たなドローンビジネスの可能性に挑戦する-HoverStat Technologies

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最後は太陽光電池パネルの設置調査の測定と屋根の損傷調査に利用されるドローン。
HoverStat社で利用されているドローンは単に屋根の状況撮影、及びデータ収集だけを担うのではありません。
収集したデータを基に、パネル基板の配置や障害物の位置を正確に測定し、リスク予測するところまで行う事が可能です。

また建物に欠陥や損傷が無いかを調査できることから、保険会社とも連携し、保険料の支払い査定にも役立っています。

HoverStat社は、屋根の撮影技術を2つの分野で利用した注目のスタートアップです。

まとめ

今回は異なる分野でドローンがどの様に利用されているかを紹介させて頂きました。最後に紹介したHoverStat社の事例の様に、見方を変えれば他の分野にも応用が出来るというところにドローンの面白さ、今後の可能性を感じました。

しかし日本は、アメリカなど欧米諸国と比べ人のいない平野部地帯が少なく、ドローンを自由に飛ばせる場所が限られています。その為、実用化に向けた取り組み、実験が難しい。

墜落リスクなど議論が必要な課題も多いですが、ドローンにはあらゆる産業分野を活性化させる可能性があり、今後日本でも普及していくことを期待します。

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SAKIGAKE編集部

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海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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