遊びながらプログラミングが学べる最先端の知育玩具-Wonder Workshop

CATEGORY: GENIUS

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最近、国内外を問わずプログラミング教育の早期重要性が問われています。そのため、大人顔負けの最先端な教育プログラムが盛んに登場してきています。好奇心旺盛で頭が柔らかい子供時代に、コンピューターを使ったプログラミングやコーディング知識に触れていることで、成長した際ITに対する理解が深まったり、理工系への関心を促すことが狙いです。

欧米では2013年にオバマ大統領がプログラミングを学ぶ必要性について発言したことを契機に、プログラミングスクールが急激に増えており、2015年には211億円ほどの市場規模になっていると言われています。

日本でもIT人材の育成を目指して、2020年からプログラミング教育が必修化される予定になっています。そんな新しい教育を見越した親御さんの不安を解消するために、プログラミングやロボット工学を学べるカルチャースクールが続々と登場しています。

もし、それらの最先端学習が、子供たちの使う玩具によって、自ら簡単に興味を持ち学んでくれる事が出来たら、それは親にとっても子供にとっても大変うれしいものになると思いませんか?

可愛いロボットの動きを通して自然とプログラミングが学習できる


(出典:YOU TUBE

Wonder Workshop社が開発したロボットトイ「Dash」と「Dot」は、タブレットを使ってロボットを動かす事が出来る最先端の玩具です。タブレットの専用アプリから、パズルをするようにロボットへの指示コードを作成して組み立て(コーディング)、実際にロボットに指示を与えて動かしたり音楽を鳴らしたりして遊ぶ事が出来るとてもユニークなロボットなのです。

このロボットは、まるでペットのように可愛らしく、子供たちが作ったコードに従って動いたりダンスをしたり様々な動きをして楽しませてくれます。

アプリケーションは数種類あり、迷路ゲームやダンスをさせたり、インターネット経由で世界中の仲間とワールドワイドでレースなどのゲームを行ったりすることも可能。子供の年齢と理解に合わせて様々なコンテンツが用意されています。

まずはロボットを起動し、タブレットに専用のアプリケーションをインストールすることから始めます。アプリケーションを起動させたら、まずロボットに名前をつけて、コードを作って簡単な動作を覚えさせます。そうすれば、名前に反応したり、眼の光を点滅させたり、ダンスを踊る事さえできるようになります。

アメリカ全州の小学校で実用化されているロボットトイ

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左:Dot、右:Dash
(出典:Wonder Workshop公式

現在アメリカの一部の小学校で、コンピューター工学を取り入れた授業が盛んにおこなわれています。

アメリカ全州の8500あまりの小学校で、このDash&Dotを使った授業が行われています。実際にこのロボットを使い、コード使って指示を与えたり、簡単なゲームやチーム対抗でレースをして競ったりすることで、友達同士のコミュニケーションツールとしても楽しめ、自ずとコンピューターの基礎知識を学習する事が出来るのです。

実際に授業に取り入れた先生は、『最年少の子供たちが、自分で楽しみながらコードを記述し、時には問題が起きますが、計画をテストして間違っていたところを修復(デバック)することで、自然とロボット工学を身に着け、自信につなげている』と高評価をしています。

こうして小学校で学んだ研究結果をもとに、アメリカでは毎年開催されるロボット工学大会に参加して研究成果を競っています。

玩具の進化―ブロックを組み立てる時代からソースコードを構築する時代へ

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(出典:Wonder Workshop公式

2015年このDash&DotはGood House keepingのトイオブザイヤー賞を受賞。ただ楽しいだけではなく、学習も出来るこのロボットは世界からも注目される存在となりました。

Wonder Workshop社では、プログラミングやコーディングの学習は子供の時代から始めるにあたり、突然できるようになるものではなく、「ハンズオブプレイ」つまり、自分の手で物理的に作り上げていくところから始まると考えています。大人が始める時とは違い、目に見えてわかりやすく構築していくことが知識を深めていくことに重要と考えているのです。

世界中の子供たちが遊んでいる定番の知育玩具lincoln LogsLegoは、物理的にブロックを組み立てて構築していくビルディングブロックという形状でした。Dash&Dotは、仮想的に言語を構築してロボットをコードで動かして遊ぶ事が出来るという点では、大変似通った知育玩具です。

ロボットとのゲームコードをマスターしていくことによって、様々な行動をさせてみたくなり、より深いコードを学ぶ意欲につながっていくのです。それにより、子供の「できる!」の境界線が広がっていくことがプログラミングの基礎を築くことにつながるのです。

会社概要

会社名 Wonder Workshop
CEO Vikas Gupta(Co-founder & CEO)
創業 2012年
拠点 アメリカ合衆国
社員数 200人
事業内容 総合電機・家電 主に子供のおもちゃ向け家電ロボットの開発
主な商品 Dash&Dot
会社URL https://www.makewonder.com

メンバー紹介

Vikas Gupta

Vikas Gupta
Co-founder & CEO
ジョージア工科大学卒業
14歳の時にBASICを使ってプログラムを学び、2010年にGoogleによって買収されたJamboolという会社を立ち上げました。以前はAmazonで支払いシステムとWebサービスグル​​ープを率いていました。
家庭では2人の子供の父親。子供を持った事が切っ掛けでWonder Workshopの立ち上げを考えました。

Saurabh Gupta

Saurabh Gupta
Co-founder & CTO
インド工科大学卒業
主に技術戦略を監督し、ワンダーワークショップの製品がブランドで保持している高い基準を満たすことができるように、ワールドクラスのエンジニアリングチームを構築しています。以前は、AppleのiPodソフトウェアチームを2006年から2012年までの6年間リードしていました。

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SAKIGAKE編集部

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