身近なデバイスから個々の症状に合った専門的なアドバイスをビデオで提供-Telesofia Medical

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「体調や健康面で気になることがある。」そんな時はどうしていますか?多くの人がインターネットで検索する、本を読む、友人にそんな経験はないかを聞くなどの方法をとっているのではないでしょうか?でもそれらの方法で何らかのヒントを手にすることはできるかもしれませんが、果たしてそれは自分の症状に合ったものなのか疑問です。

加えてアメリカでは10人に9人は間違った方法や処方箋を元に薬を飲んでいるというデータもあります。(参考:Telesofia Medical社公式サイトとても怖いことだと思いませんか?

そのデータからも分かるように多くの人が間違った処方をしている可能性があるのです。そういった状況を変えたい、本人にあったアドバイスを「身近に」解消してあげたい、そんな思いを込めて研究開発を続けてきたTelesofia Medical社が「身近に」あるパソコンやなどのデバイスで個々に合った情報を提供してくれるシステムを開発しました。

健康の定義を考えることで始まった開発

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(出典:pixabay)

設立者であるTalya Miron-Shatz博士には「健康とは身体的に元気なだけでなく、心理的要素も含め、総合的に全て健全であってこそ」という思いがあります。そのためには、患者様自身が「適切な薬は何なのか」「どんな医療処置が必要なのか」といった情報を簡単に入手でき、理解することが重要だと言う考えの元で開発を行ないました。

そんな思いがこもったこの開発は個々の悩みや症状に寄り添ったアドバイスを提供してくれます。そしてそれが患者様には勿論のこと、結果として社会貢献にも結びついています。

誰でも手持ちのデバイスでアドバイスをもらうことができる

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(出典:pixabay)

メンバーの一人であるRami Cohen博士の17年以上にも渡るIT業界での知識と技術、そして病院で働いた経験がこの開発には詰まっています。深刻な悩みだからこそ「すぐに知りたいのにどうしたらいいのか分からない」といった方の解決の手がかりを教えてくれます。

そしてこの開発で凄いのは、自分はどういう症状なのか、何をどう処方すれば「私にとっていいのか」を教えてくれている点です。Telesofia Medical社が提供しているアドバイスは年齢、性別、症状などの細かい情報を元に導き出したのものです。

例えば同じ症状、処方箋が同じであっても妊婦さんとそうではない人では、薬との飲み合わせも違ってきます。そしてアドバイスはビデオでもらえますので薬の飲み方や飲み合わせの注意点なども文字とジェスチャーで細かく説明をしてくれています。

まとめ

専門家に聞く、医療機関に受診するなどしなくても自分の身体の不調に対するアドバイスがもらえるのはとても便利です。しかも身近にあるパソコンやスマートフォンなどで知ることができ、自分の症状に合ったアドバイスを提供してもらえるのは本人にとってとても嬉しいことですよね。
勿論気になる症状を自分でインターネットや本で調べることも可能です。ですがそのアドバイスや解決策は自分の年齢や症状に合ったものではありません。このTelesofia Medical社が開発したシステムは個々に対応しているのが何よりも優れている点です。

身体の健康は勿論のこと、心の健康も大事ということに目を向けた開発者の願いは、今どんなに素晴らしいテクノロジーよりも人の思いがあったからこそ叶ったのでは、と思います。

もちろん経営者やスタッフの経歴や技能がなければ実現は難しかったでしょう。研究、開発者の気持ちが伝わってくる開発だったと言えます。

会社概要

会社名 Telesofia Medical
CEO Dr. Rami Cohen
創業 2011年
拠点 イスラエル
社員数 11-50人規模
事業内容 ヘルスケアサービス
主な商品 薬の適切な使用説明、医療処置の準備の指示、退院指示などのアプリケーションサポート
会社URL http://www.telesofia.com
沿革 2016年11月23日 Patient Engagement Platform Best New Product Innovation Award(フロスト&サリバン賞とはグローバルにおける多岐にわたる市場において、各市場でのリーダーシップ、技術の革新、顧客サービス、製品開発といった分野において優れた功績および業績を達成した企業を表彰する賞)で最新製品革新賞を受賞。

メンバー紹介

Dr. Rami Cohen

Dr. Rami Cohen
創業者、CEO
医学と技術への情熱が結びつきTelesofia Medical社を設立しました。インスタントメッセンジャーのICQで知られるインターネット業界では草分け的存在のMirabills社(1998年にAOL社に買収済み)1997年に入社して以来、17年以上その業界で従事した経験を持ちます。オンラインを通じて製品を開発、立ち上げ、マーケティングを行ないいくつかの企業の新興企業の支援などの経験もあります。Tel Aviv大学の医学学位を所持しています。そのほかにもいくつかの医療センターの血管手術部門で働いた経験も持ち合わせています。
(出典:Telesofia Medical公式ホームページ

Danny Ben Shitrit

Danny Ben Shitrit
最高執行責任者
Rami Cohen博士の紹介で触れたICQ社で当時約200万ユーザが利用していたICQ.comの事業開発責任者を務めました。そのほか製品、マーケティング担当副社長を務め、デザイン、マーケティング、戦略的方向性などウェブサイトのあらゆる側面を管理していました。さらに金融市場業界で自社を立ち上げ、外国為替市場に取引戦略の開発も手掛けた経験の持ち主です。
(出典:Telesofia Medical公式ホームページ

Yair Walden

Yair Walden
クリエイティブディレクター
2012年にHIT School of Designのアニメーション、ビデオ専門課を優秀な成績で卒業しました。キャリアはViberでモーションデザイナーとしてスタートしました。その後Broadcast Design社にシニアモニターデザイナーとして移籍。ショートムービーやホロンデザインミュージアムでの展覧会に参加し、国際デザイン賞を受賞したこともあります。そのほかIMF2013キプロス国際モーションフェスティバル(キブロスのニコシアにある欧州大学キプロス芸術学科が主催するフェスティバル。モーションの世界で最も現代的かつ創造的な作品を発表するためのフォーラムで、革新的に最先端の研究を促進し先駆的なフェスティバルとして確立することを目指している)に参加し優勝した経歴もある。
(出典:Telesofia Medical公式ホームページ

Beh Hitchcock

Beh Hitchcock
営業ディレクター
1998年に南コネチカット州立大学を卒業し、運動科学陸上トレーニングで学士号を取得しています。運動訓練と理学療法の分野で6年間働いた後に、営業部門に移籍。その後医療診断イメージ部門で働いた後2009年に看護と家庭ヘルスケアに専門を移し2010年にはTeleHealth and Medical Device業界における開発と販売に移籍し現在に至ります。
(出典:Telesofia Medical公式ホームページ

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SAKIGAKE編集部

SAKIGAKE編集部

海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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