脳専用栄養ドリンク!飲むスマートドラッグで生産性アップ-truBrain

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シリコンバレーを席巻している「スマートドラッグ(頭のよくなる薬)」。カリフォルニアのトゥルー・ブレイン社は、ドリンク型スマートドラッグのネット定期販売を行っています。

スマートドラッグとは?

スマートドラッグ(Smart drugs)とは、「頭を良くする薬(向知性薬)」の総称で、「スマドラ」「ヌートロピックス(Nootropics)」などとも呼ばれています。処方箋薬やサプリメント、広義ではコーヒーのカフェインなども含めて呼ばれることがあります。アメリカでは20年ほど前から有名になっていましたが、最近になって、ビジネスパーソンやプログラマーなど、頭脳労働に従事する人たちの間で再び大流行。シリコンバレーでもブームになり、スマートドラッグに関する起業も活発になってきています。

脳のための栄養ドリンク!

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トゥルー・ブレイン社のドリンク。左から、通常版、ノンカフェイン版、ここぞという時のためのブースト版。
(出典:トゥルー・ブレイン社公式サイト

カリフォルニア州サンタモニカに拠点を置くトゥルー・ブレイン社(truBrain)は、上記のようなスマートドラッグを開発・販売しているスタートアップのひとつです。ユニリーバ社でブランドマネジメントを担当していたクリストファー・トンプソン氏と、神経科学者のアンドリュー・ヒル氏が中心となって設立されました。

トゥルー・ブレイン社の主力商品は、脳の認知能力を高めるためのエナジードリンク。パックに入ったドリンクで、有効成分は、オキシラセタム、ピラセタム、カフェイン、テアニンなど。通常版とカフェイン抜きのタイプに加え、ウリジン、セントロフェノキシン、ヌーペプトなどの成分が入った「ブースト」版の3種類を、オンラインで定期販売しています。

ドリンクのほかにも、コーヒーに入れるだけで集中力向上・ストレス軽減ができる「Brüd」や、集中力をアップさせるカプセル剤も販売中です。

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ドリンク愛飲者であるStackCommerce社CEOのJosh Payne氏。左下のパックがトゥルー・ブレイン社のドリンク。
(出典:truBrain公式サイト

CNBCでの取材では、トゥルー・ブレイン社のドリンクはこれまで50以上の国に、のべ30万個以上出荷されているということです。(2015年2月時点)

同社はこれまでで18万ドル以上の資金調達に成功。バンブルビーフード社のトッド・ニューマン氏、人気ゲーム『コール オブ デューティ』などを販売するアクティビジョン社のハワード・マークス氏、ブリストル・キャピタル社やアクセラレータであるスタート・エンジン社のポール・ケスラー氏など、有名投資家たちからの支援を獲得しています。

あとがき

一度飲んでみたくなる魅力のある、トゥルー・ブレイン社の栄養ドリンク。日本では、頭が疲れた時は甘いもの(糖分)、コーヒー、タウリン入り栄養ドリンクなどが人気ですね。今後こうしたスマートドラッグの流行を受けて、「試験前にはテアニン配合チョコ!」なんて商品が出てきたりする……かもしれません。
 

会社概要

会社名 truBrain
CEO Christopher Thompson
創業 2012年
拠点 カリフォルニア州サンタモニカ
社員数 11-50人規模
事業内容 認知機能向上のための栄養食品の定期販売
主な商品 truBrain drink
会社URL https://trubrain.com
沿革 2012年11月 創業
2015年5月 スタート・エンジン社などの投資会社・投資家から1400万ドルの資金調達に成功

メンバー紹介

Christopher Thompson

Christopher Thompson
共同創業者・CEO
デューク大学MBA、ジョージタウン大学経済学士。Centoria社のEIR(客員企業制度)でソーシャルコマースに関するプラットフォームを立ち上げる。元ユニリーバ社ブランドマネジメント担当で、Hellmann’s and Best FoodsやSuaveなどのブランドをてがけた。

Andrew Hill

Andrew Hill
共同創業者・主任神経科学者
マサチューセッツ大学アマースト校にて心理学、神経学の学士号を取得。2012年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校にて認知神経科学の博士号を取得。現在カリフォルニア大学ロサンゼルス校の学部教育戦略プログラムにて、老年学や健康的な脳の老化に関する神経学の講義をおこなっている。

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SAKIGAKE編集部

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