もう病院に行かなくても良い!?アプリで自宅が診察室になる時代が来た- Circle Medical

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小さい子供のいる家庭や、高齢者にとって「病院に行く」という事は決して簡単な事ではない。予防接種に行ったのに、子供が風邪を拾ってきてしまう。高齢者が公共交通機関を使い、長い待ち時間を経て診察を待つ事で逆に体に負担をかけてしまう。病院に行かなくても、家に先生が来てくれて診察や処置をしてくれたら、そんな事を考えた事のある人は少なくないだろう。

こんな願いを叶えるシステムがアメリカ サンフランシスコで確立されている。共働きや高齢者の一人暮らし世帯が増え、多様な生活環境が混在する今日に沿う新しい医療のあり方が、アプリという非常に身近なツールとともに実現されている。

あるようで今までなかった

Circle Medical社はアプリで、内科・家庭医療の医師が訪問診療・診察を行ってくれるサービスを展開している。アプリで予約した日時に風邪の診察や、血液検査、乳がん検査まで幅広い医療体制を整えて自宅に先生が来てくれる。まさに自宅が診察室となる。提携する保険に入っていれば、アプリを使ってサンフランシスコを拠点とする該当エリアに住む人は誰でもサービスを受けることができ、注目を集めている。

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Circle Medicalアプリの予約画面
(出典:Circle Medical公式サイト

患者は、医師や時間を選択し、アプリで詳細な症状を入力し、訪問診療の予約をする。平日・休日問わず終日AM8:00-PM8:00まで診療可能だ。また医師たちは、一定のキャリアを積んだCircle Medical社の専任医師で研修医、アルバイト医師ではないため安心感も十分だ。

気になる医療費は、訪問治療のための余剰費用は発生せず、患者が入っている保険会社の規約に沿い、通院時と同様の費用となる。(ただし、提携の保険に入っていない場合、医師の訪問で200ドルかかる。)

アプリで繋がる新しい訪問医療の形

共同創業者であるGeorge Favvas氏は企業のWEBアプリの開発や、インターネットの広報戦略展開などに従事してきた。そんな彼が立ち上げたCircle Medical社のアプリは予約画面や、診療内容などの表示デザインも明快で感覚的で使い易い仕様だ。

また患者と医療チームとのオンラインチャット機能もあり、すぐにドクターと繋がれるという安心感があるのも魅力だ。

2015年の創立後まもなく、TencentReal VenturesY Combinatorといった数々の起業家育成機関や、資金調達機構などから2.9百万ドルもの資金調達に成功しており、新しい訪問医療という市場の拡大が期待されていると言えよう。
(参考:Venture Best)

小さな子供がいる親は、子供を預けず見に来てもらえる。数時間待ちの混雑を避けられる。運転や、電車移動が辛い高齢者もいつもの心安らぐ場所で診察を受ける事ができる。次回の予約も出来るから、予定がたてやすい。誰でも、もっと簡単に、もっとスマートに医療を受けれる事を目指し作られたアプリは、今までの訪問医療の形を変えるのではないだろうか。


医師紹介ビデオ
(出典:Circle Medical公式YOUTUBE

会社概要

会社名 Circle Medical
CEO George Favvas
創業 2015年
拠点 サンフランシスコ
事業内容 訪問医療サービス
会社URL https://www.circlemedical.com

メンバー紹介

George Favvas

George Favvas
CEO・共同創立者
カナダ/モントリールのバニエール・カレッジにて情報通信学学位を取得。smarthippoという個人向けの資産管理を行うオンラインシステムや、PerkHubなどといった企業向けのWEBプログラム事業の共同創業者でもある。現在ビジネス講習としてプロダクト管理などの講習も行っている。

JS Boulanger

JS Boulanger
CTO・共同創立者
カナダ/モントリオールのマギル大学でコンピュータ科学の学位を首席取得し、同大学院で修士号を取得。
その後ソフトウエアエンジニアとして、企業の会計システムの開発やJAVAの開発に従事。CEOであるGeorge氏とともにPerkHubの共同創業者も務める。

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SAKIGAKE編集部

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海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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