大気汚染からこの地球を守っていくために-LP Amina

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最近、地球温暖化がいよいよ現実味を帯びてきている。誰もが地球に異変が起こっていることを実感できるような現象を体感し始めたからだ。以前は、他人事のように思っていたが、地球温暖化は、確かに我々の生活を脅かすものだ。このままではいけないことは、誰もがわかっていることだが、同時に、一人に力では、どうしようもいうもないことを知っている。そんな中でも、独自技術で地球温暖化に立ち向かおうとする企業がLP Amina社なのである。

大気汚染が深刻な中国から始まった

中国では大気汚染が深刻なことは、ニュースで多くの人が知っていることである。pm2.5が日本に飛来していることも知っているだろう。大気汚染の影響は、すでに中国国内の問題だけでなく周辺諸国までに広がっている。中国では、いまだに石炭が使用されていることが一番の原因である。その現状を変える技術を中国にもたらした企業がLA Amina社である。

LA Amina社は、石炭を使わないことではなく、石炭をより効率的に使う技術により、環境負荷を減らすことを実現したのである。地球温暖化の原因物質となる二酸化炭素を減らし、温暖化を抑止するだけでなく、石炭から今までよりも多くのエネルギーを得ることができるため、経済的であり、なおかつ多くの利益をもたらす技術である。この技術は、石炭を燃料とする火力発電所に使われ、環境汚染を抑制することに役立っている。

既存のものを利用して環境対策

LP Amina社の技術の特徴は、決して無理をしなくても、既存の施設を使えば利用できるところである。これなら、費用の面でも新たな施設をつくる必要がないので、コストはあまりかからず、導入しやすい技術だと言える。

しかし、LP Aminaがもたらした技術は、それだけでない。同じ石炭を燃料とする火力発電施設で、燃料や化学物質、プラスチックを作り出すこともできるのだ。石炭から炭化水素を取り出し、それを原料として、エネルギー以外のものを作り出せる。これが実現することによって、さらに利益を生み出すことができ、その国の経済や環境に大きく貢献することが出来るのだ。当然、どの国でも、その技術は高く評価されており、今やLP Amina社は、世界を渡り歩く成長企業となったのだ。

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発電所から複数のものがつくられる様子
(出典:LP Amina公式ページ

私たち個人ができること

環境問題と言われて、難しいようなイメージを持ってしまいがちだが、その本質は、もっと身近な問題である。確かに、技術的な部分は、個人ではどうにもならない面もあることも事実であるが、個人が貢献できることも多々あるのだ。

例えば、LP Amina社の技術で燃料、プラスチック、化学物質等を生成することができても、それを利用する人がいなければ、その技術は成立しない。つまり、環境問題を解決していくためには、企業と個人、両方の役割があり、どちらが欠けてもうまくいかないということである。

LP Amina社の技術は、今後、各国で展開され、世界中の二酸化炭素を削減していくだろう。しかし、その陰には、それを下支えする個人が必ずいるはずであり、このことを我々個人は、もっと認識すべきである。そうすれば、個人の環境問題への意識も変化し、LP Amina社のように環境問題に取り組む企業の動向にも興味がもてるだろう。LP Amina社の今後の活躍にぜひ期待してほしい。

会社概要

会社名 LP Amina
CEO Will Latte
創業 2007年
拠点 北京(中国)
社員数 200人規模
事業内容 環境サービス
主な商品 BeneficiationPlus™ Polygeneration
会社URL http://www.lpamina.com
沿革 2007年 設立
2014年 革新的で将来有望なグローバルクリーンテック企業100に選ばれる

メンバー紹介

Will Latte
創業者・CEO・チェアマン
ジョージア工科大学でMechanical Engineeringで学士
デューク大学でMBAを取得した技術者でもある。
20年ほど電力会社に勤務し、創業前は、発電機器で世界をリードしているAlstom Power社に勤務していた。
中国とアメリカでクリーンエネルギー、エネルギー効率化、持続可能なエネルギーを商業的に使用するために作られたthe Clean Coal Working GroupのCo-Chair としてthe US-China Energy Cooperation Program (ECP)を実行している。

 

Matthew Targett
副社長
ペンシルバニア州立大学でchemical engineeringで学士、修士、博士。
ペンシルバニア大学でchemical engineeringで学士を取得。
LP Amina社では、the global research and developmentを指揮している。
LP Amina社入社以前は、アジアでBayer Technology Services社のInnovation Managementを統括していた。加えて、アメリカ、シンガポール、中国でDupont社のR&D and manufacturing technologyの統括メンバーとして活躍した。彼は、持続可能なクリーンエネルギー分野の先駆者であり、上海でthe American Chamber of Commerce Boardの長官、the Science and Technology Committeeの議長を歴任している。また、多くの専門家と共にChina’s National Innovation Policyである知的財産のリスク評価、中国での技術者養成などを含む技術的なシンポジウムを行っている。

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SAKIGAKE編集部

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海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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