心拍計と独自アルゴリズムであなただけの睡眠改善プランを提案-SleepRate

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録音やアラーム機能だけの睡眠アプリに満足できなくなってはいないだろうか?カリフォルニアに拠点を置くSleepRate社が開発した「SleepRate」は、専用の心拍センサーが睡眠を分析したうえで、よりよい睡眠のための提案まで行ってくれるアプリである。

心拍センサー&マイク&アンケートで睡眠の質を計測

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ウェアラブル型心拍計「Polar H7」(左)と、SleepRateアプリの画面(右)。睡眠のデータを見ることができる。
(出典:SleepRate公式サイト

SleepRateでは、専用の心拍センサーとスマホ内蔵のマイク、さらに就寝前の短いアンケートによって、睡眠の詳細な分析を行うことができる。使い方は、まず寝る前に「今日1日はどうでしたか?」、「日中眠ってしまいそうになることはありましたか?」、「どのくらい昼寝をしましたか?」といった、ストレスや睡眠状況に関するいくつかの質問に答える。その後、Bluetooth対応の心拍センサーを使用する。SleepRateではマットの下に敷くだけで睡眠中のデータを計測するタイプのセンサーと、胸に巻くことでデータを測定し、睡眠中以外ではフィットネスアプリとも連動が可能な「Polar H7」の2種類のセンサーを販売している。自分で心拍センサーを選びたいという場合は、ほかのさまざまなセンサーとも互換性があり使用可能だ。センサーの準備ができたら、あとは寝るだけ。就寝中にスマホ内蔵のマイクがいびきや周囲の騒音を録音し、眠りの質を分析するのに役立てる。またスマートアラーム機能も搭載されており、睡眠のサイクルに合わせてアラームを鳴らしてくれる。(参考:SleepRate公式サイト

あなただけの睡眠改善プランを提案

就寝中の状態を測定すると、SleepRateはデータをクラウドに送り、アルゴリズムを使って分析する。このアルゴリズムはスタンフォード大学スタンフォード睡眠科学・医療センターが開発し、認可を受けたものだ。5日間測定を行いデータを収集したのち、ひとりひとりに合わせた睡眠改善のためのレポートが送信される。(参考:WIRED

心拍数と睡眠の関係性を発見

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(出典:pixabay

創業者で主任研究員のAnda Baharav博士は、イスラエルのテル・アビブ大学にて心拍数と睡眠の関係を研究していた。研究中、彼女は心拍数の変化と睡眠レベルが直接関わりあっていることを発見し、その発見をサービスへと変えることを決心した。このことがSleepRateの生まれるきっかけとなったそうだ。

SleepRateの睡眠プログラムは、2016年10月現在49ドルで販売されている。 ストレス社会において、SleepRateは質の良い眠りをより多くの人が得るための助けになることだろう。


SleepRate公式動画(リンク先の動画は英語です)
(出典:Youtube

会社概要

会社名 SleepRate
CEO Uli Gal-Oz
設立年 2006年
拠点 アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルト
社員数 11-50人規模
事業内容 睡眠データ測定・改善アプリケーションの開発販売
主な商品 SleepRate
会社URL https://www.sleeprate.com
沿革 2006年 創業
2014年 アプリケーション「SleepRate」ローンチ
2015年 「スリープ・ライフ・バランスプログラム」ローンチ

メンバー紹介

Anda Baharav

Anda Baharav
CEO・主任研究員
サックラー学校で理学士号、テル・アビブ大学で医学博士号を取得。医学ジャーナルに定期的に投稿し、睡眠の研究に関する特許を取得している。20年以上にわたり、さまざまな有名医療センターで主治医を務める。

Uli Gal-Oz

Uli Gal-Oz
CEO
ネゲブ・ベン=グリオン大学で電子工学分野の理学士を取得。動画共有サイト「Magisto」事業開発担当。25年以上にわたり、アーリーステージにあるさまざまなハイテク企業のリーダーシップをとってきた。ハイテク産業市場での製品開発、工学、セールス、事業開発の確かな経験を持つ。(参考:Crunchbase

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SAKIGAKE編集部

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