イスラエルの案内人 “aniwo” CEO寺田さん 成功するには「まずはやってみる」

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インタビューでは「テクノロジーの紹介」ではなく、「テクノロジーを生む人間の生身の声」を届けたいと思っています。

今回はイスラエルにて日本人で初の起業を果たした「Aniwo」CEOの寺田彼日さん。
挑戦的な彼がどんなきっかけで、どんな思いで事業をしているのか暴いてきました!

寺田 彼日

寺田 彼日(てらだ・あに)
Aniwo株式会社 CEO
大阪大学経済学部卒業後、京都大学経営管理大学院でMBAを取得。 大学院最終学期にトルコのKoc Universityでの交換留学を経て、大手教育会社に入社。WEBマーケティング、新規事業立ち上げという実績を積んだ後、2014年7月にイスラエルにて起業。 現在は日本人・イスラエル人の計6名で事業を行っている。

-どんな事業をされていますか?

  • 日本の投資家とイスラエルのスタートアップを繋ぐ、「Million Times」
    -京都大学と産学連携のイベントを開催
    -機械学習を活かした新しい機能をローンチ準備中
  • 更なる企業の支援のためのコンサルティング
    -30社以上の業務提携の援助の実績。
    -車、ヘルスケア、アドテクなど様々な領域にて成功。
  • 月一回の開催、イスラエルのテクノロジーを動画で紹介するイベント「Pitch Tokyo」
    -毎回50人〜80人の動員
    -イスラエルの新鮮なレポートを聞ける貴重なイベント

-どうやってボードメンバーを集めましたか?

共同創業者の大串さん
同じ大学の同級生。最初誘ったときはあまりモチベーションがなかったが、粘り続けたある日大串さんが長年付き合っていた彼女と別れ、悲しみを紛らわすために何かに没頭したいということで参画。

共同創業者の植野さん
同じ大学の後輩。学生時代にビジコンなどで仲良くなり、お互い就職後も関係があり、誘ったタイミングにたまたま植野さんも何か新しいことを始めたいということで参画。

-どうして今の事業を選びましたか?

たまたま競輪場に行った日のことです、ふと周りを見ればこの人達何しているんだろう?というおじさんやおじいちゃんがたくさんいました。それでも会場は満員だったので、どれくらい競輪場が儲けているのか気になって調べるとなんと日本のギャンブルの市場規模は20兆円以上。なんとかこのお金の一部を世の中のためになる流れに変えたい。当時問題意識を抱えていたスタートアップのリスクの高さとこの出来事が重なって今の事業に至りました。

-何があなたの事業を続けるモチベーションですか?

物事は続ければ自然と飽きるのが人間の特性。だったら新しいことを挑戦し続ければ飽きない。大きいベクトル(事業の方向性や思いなど)は変わらないけど、やり方は毎日変えるよう心がけています。

-「起業して成功したい!」という若者にどんなアドバイスをしますか?

定性的なアドバイスとしてはとりあえずやること。日本では失敗をすることは良くないと考えられていますが、イスラエルは逆に良いことだと認識されています。失敗することを恐れず、楽しめる人こそ起業に向いているのではないでしょうか?
定性的なアドバイスとして3つ。

  1. 本を読む
    記事や新聞を読んだりすることはとても良いことだが、受動的。新しい知を求めて能動的な勉強をしよう。
  2. 信頼できる友達をたくさん作る
    学生時代の友人は利害関係のない純粋な友人。創業時には信頼できる人と始めるのが一番良い。(突出したスキルを持つ人を集めれば事業が早く進む気がするが、そういう人とはまず信頼を築かなければならないので結局時間がかかる。)
  3. 期限を決める
    安定した収入をもらい、より大きな仕事ができるようになる企業をやめるにはかなり覚悟がいる。期限を設けることでそれまでに何をしないといけないかを考えることができるし、決断することができる。

おわりに

インタビューさせて頂いた印象として寺田さんは非常に真面目な方で、とてもビジョンにまっすぐな方だと感じました。これからますますイスラエルが注目される中で彼らの活躍によって、より多くの日本企業がイスラエルとの交流を深めれると信じています。

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SAKIGAKE編集部

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海外のスタートアップ、テクノロジーに関する最新情報を発信していきます。 海外の起業家たちが、何の課題に目を向け、どんなことを仕掛けようとしているのか。 最新技術だけでなく、未来を創ってきた人や、これから未来を創ろうとしている人の生活・人生もご紹介します。
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